かつて占いは、個人の幸福や可能性を追求するものではありませんでした。国家や社会や「家」を守るためのものだったのです。その「家」の命運を誰に託すか?ということを調べるツールでした。何人かいる子供のうちに、出世や財を成す運が強い逸材を選ぶために、占いが使われたのです。言い換えれば、それ以外の子供は兵隊に出すか、または養子に出したりしていたわけです。
かつて占いは個人ではなく、国家や「家」を守るためだった
貧しい時代は、たびたび飢饉がありましたし、戦争も頻繁に起きました。ですから、個人を守るのではなく、「家」を守るために個人が団結する。そのグループの中での役割を見極めて、方針を決めるために占いを活用していたのです。このようなことは、時代が残酷だったわけです。
運勢の弱い者にも、処世術が与えられました。ただし、それは 「運勢の強い人間について行く」という方法です。運の弱い者は「理不尽な扱いを受けても、ただ耐えなさい」と教えられました。周囲の人間も、保身が働きます。ですから弱い側に対しては「我慢しなさい」と導しました。「強い者には従え」という姿勢です。ゆえに、古い占いの書物は、そういう意識で書かれでいるのです。
時代が変わりまして、今の日本は戦争のない平和です。ですから占いが恋愛や結婚といった個人的な願望に使われるわけです。さらに言うと、かつてはどうでもよかった人間関係での悩みがメインテーマとなっているわけです。
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