ぼくたち占い師っていうのは、もっとも自由な職業です。ですから全員が集まることはほとんどありません。本業を持っている…主婦の傍ら占い師をやる…とても自由です。ノルマもないですし、営業する必要もありません。お客さんも、ほとんどクチコミなので宣伝に奔走する必要もないです。
占い師というのは人気商売です。知名度ではありません。有名になる必要もないです。ようは人気さえ上げればいい!とりあえず自分の運を上げるといいです。どんな運を上げればいいか、やはり『人気運』ですね。気学でいうと『九紫火性』の運気を強化するのです。
九紫は『離宮』に属します。そしてこの火のエネルギーを燃やすのが『四緑木性』です。四緑は『巽宮』に属し、風の象意をもたらします。風の働きで火を強めるのです。巽=四緑というのは営業とか人付き合いのスキルです。これを磨けば、人気運が上がるわけです。
さて。迷いの多い局面に立たされ、「決断する」ことを必要としているひとには、男性的でちょっと厳しい四柱推命と易がよいと思います。ただし恋愛を占うには、易は残酷な占いです。結果が悪ければ、どんなに想いがあっても、「あきらめて違う相手を探そう」という結論がでるからです。
進むべきか、立ち止まって時期を待つか、あるいは、あきらめるか…こういった判断をズバリできるのが東洋占術です。その人のキャパシティや度量といった《器(うつわ)》の大きさを判断するのが四柱推命なのです。では恋愛占いはしない方がいいのか?というと、そうともいえません。自分ではなく、相手の本質を知る時に有効です。
将来的に伸びる人なのか、家庭を大切にする人なのか。そういう疑問に明確な判断を下してくれます。長所と短所をハッキリと分け、《器》の使い道を見ているわけです。不具合がないか徹底的に分析する検品作業みたいなものです。
けっして気休めを提示しないのが四柱推命と易です。そんな厳しさをもった占いだからこそ、常に《決断》に迫られていた男性社会に必要とされたのです。東洋占術を体験するには、ちょっとした勇気が必要ですね。でも、その勇気の代償として、的確なアドバイスをくれるんです。
まずは九星気学と易を知り最終的には四柱推命を学ぶ。これが人気占い師になる最短の道だと思います。もちろんいちばん破壊力があるのはやっぱり紫微斗数なんですけどね!
さて、『シリーズ紫微斗数14主星』の第2弾、天機星の取扱説明書がゆっくりと売れています。
ちなみに第3作は『太陽星』で第4作が『武曲星』なのですが、両者ともすでに原稿は完成しています。今月中にリリースできそうで、それは校正者の努力に委ねます。
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