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自発的に動いたほうが仕事は楽しく感じるのです

 あるプロの占い師さんから「どうすれば自発的になれるの?」という相談がありました。社長や店長、主任などリーダーの立場になるひとは、そもそも能動的な性格です。上司からすると、部下には「自発的に行動して欲しい」という、もどかしさがあります。

 自発的じゃない人ってようは受動的なのです。子どものころから指示や命令ばかりされてきて、社会人になっても強制労働が長かったのでしょう。一般社会では、自分から動くと仕事を押し付けられますよね。なので、自発的に行動するメリットがないと感じてしまうわけです。また、「自発的に行動しても褒められたことがない」という環境が長く続くと、どうしても受け身になります。社長や店長、チーフやキャプテンなどはリーダー気質が求められます。というか、それが絶対条件です。

 では、どうしたら自主的になれるのか考えてみましょう。自発的な人が多い職場は、仕事がスムーズに進みます。気づく人が増えることで、仕事の課題が改善できます。指示や命令のない環境なので、褒められることが増えます。じつはですね、自発的に動いたほうが仕事は楽しく感じるのです。目的意識を持つことで、内的な動機付けが起こるから。ただ、目的意識を持ったからといって自発的になれるわけではありません。仕事をスムーズに進めるために自発的になるわけではないから。仕事の課題を改善するために自発的になるわけでもありません。褒められるために自発的になる、というのも変です。

 つまり…楽しく仕事するために、自発的になるわけです。何度も言いますが、自発的なほうが仕事が楽しく感じるのです。おいしいものを食べたいとき、人は自発的に行動しますよね。

 仕事も同じ。仕事が楽しいと感じられたら、新しいアイデアが思いつく。すると、早朝だろうが真夜中だろうが「もっと仕事したい!」という感覚になります。そういう状態を、自発的と言うのです。内側からの動機付けがあって動かずにいられなくなる、これが自発的な状態です。ということは、目的意識でもなく目標でもありません。

 楽しさであり、喜びです。仕事を楽しむ、楽しく仕事をする。では、どうしたら仕事を楽しめるのか?そもそも楽しいと感じる仕事をするべきです。もちろん好きな仕事をしていても、つらいときや苦しいことがあります。「何をするか」では、この問題は解決しません。

 仕事に対するメンタリティを変えるのです。このメルマガは12年前から毎日欠かさず書いているんです。辛いと思ったことなどいちどもありません。楽しいから、好きだから毎日12年も続くわけです。占いもそうですし、カフェ営業やシェアサロン経営も楽しいと感じることが多いからすでに6年も続くわけです。