昨日の情報解禁の結果、わずか1日で5名の購入がありました。来月11月19日に行われる陰陽師カードの実践鑑定セミナーです。講師は瓔珞ルノン先生で、開始は14時から90分。カードが付いて13000円とかなりお得な講座です。限定10名なので、残り5席となりました。
占いが好きな人は、おそらく陰陽師に関心を持つはず。陰陽師は「おんみょうじ」と呼び、平安中期に活躍した役職。式神 (しきがみ) を使い、あらゆる事件を未然に知った魔術師のような存在です。式神とは、陰陽師の命令に従って、変幻自在に不思議な技をなす精霊です。4百年にわたる平安時代は、貴族文化が開花した華やかな時代でしたが、そのいっぽう奈良時代の政治戦争で破れた人々が怨霊となって襲ってくるのです。つまり、平安とは名ばかりで鬼や『物の怪 (もののけ)』 が暗躍する闇の時代だったのです。これら怨霊や鬼から守るのが陰陽師の仕事だったわけです。
陰陽道は古代の中国哲学である陰陽 (いんよう) ・五行 (ごぎょう) と天文暦を結合させて日本で成立しました。陰陽寮に所属する陰陽師は、占術と呪術の達人だったのです。唐に留学して天文や忍術を学んだ奈良時代の吉備真備 (きびのまきび) がもっとも古い陰陽師で、その流れをくむのが、平安中期の賀茂忠行 (かものただゆき) 。この賀茂忠行の前に、一人の少年が現れます。その少年の父は、陰陽師の安倍保名 (あべのやすな)で、母は美しい女に化けた白狐だと伝えられています。
少年は幼い頃から怪異を見る力を持っており、その能力を伸ばすために賀茂忠行に弟子入りしました。ある日、少年は忠行の供をして下京の辺りに行きます。少年は牛車のうしろを歩き、忠行は牛車で眠っていました。ふと前方を見ると鬼の列が歩いてきます。
夜の闇の京都では、百鬼夜行 (ひゃっきやこう) といって鬼や妖怪たちが行列を作り、祭りのように練り歩いていました。少年は忠行を起こして、それを伝えました。忠行は術で自分たちの姿を隠し、無事にやり過ごしたのです。このとき忠行は、少年にいたく感心し、陰陽の道をすべて教えることにしました。この少年こそ、京の闇を支配した安倍晴明です。式神と呼ばれる鬼神を操り、人の未来を言い当て、数々の伝説が残されています。
さて、来月の実践鑑定セミナーは陰陽師カードが付いています。ですから、まだ持っていない人は当日、原宿ほしよみ堂にてもらえるのです。そして、みんなで開封し、講座を終えましたら、ぼくがサインをします。セミナー終了後には、ぼくも顔を出しますので、ちょこっと裏話を披露します。
カードが付いて13000円ですから、かなりお得な講座です。ぼくと一緒に陰陽師の霊力を体感してみませんか?