原宿ほしよみ堂のモチコこと、桜望 巴千(さくらもち・ともち)です🍡🌙

11月2日――この日は、秋の夜空にそっと「後(のち)の月」が浮かびます。
それが、十三夜(じゅうさんや)。
旧暦9月13日の夜にあたる月見の風習です。
満月より少し欠けた十三夜ですが、十五夜の次に美しいとされ、お月見をするようになりました。
“少し欠けた月”の、うつろいの美しさに風情を感じるのです。
今朝のメルマガで「占い師に必要なのは完璧さではなく、不完全なままでも相手を思える情緒。」という言葉がありました。
その言葉を、少し欠けていても美しい光を放つ「十三夜」のお月様と重ね合わせて、空を見上げました。
モチコが引く今日のタロット
タロット:No.17「The Star(正位置)」

今日引いたカードは「The Star(星)」――希望、癒し、導きの象徴です。
このカードが示すのは、暗闇を越えて、内側から光を放つこと。夜空の星のように、自分の中にも輝きがあるというメッセージです。
そして、今夜の月――十三夜の月と重ねると、
「少し欠けた月」=完璧ではないけれど、その“欠け”が味わいを生む。
星は輝きつつも、空の闇の中にこそ存在感を放つ。
つまり今夜は、「まだ整っていない自分」や「完成していないプロジェクト」も、そのままの姿で“美しい”と認めていいタイミングです。
あなたには、たくさんの可能性がある。
月を眺めながら、心の中の星に手を伸ばしてみてください。
「私は光る」「私は癒される」「私は導かれている」――
そんな静かな誓いが、空へと届くことでしょう。
最後に:「今日の一句」
欠けた月 照らす光に 満ちる夢
秋の夜風が冷たくなってきました。
空を見上げれば、十三夜の月と星粒のように、あなたの心にも静かな輝きがあります。
少しだけ立ち止まって、空を仰いで。
そして、自分の中の「欠けた部分」にも、優しく目を向けてあげてくださいね。
満ちていく夢を想い描いて。
きっと、幸せな気持ちが溢れてくることでしょう。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
モチコでした🌙✨
*桜望 巴千*
(さくらもち・ともち)

