今日は、ちょっとぼくのアイデアを少し形にしたいと思います。
ぼくは小学生の頃、将棋クラブの部長でした。
大人と指しても、そこそこ互角に戦えていたので、
「プロを目指してみたら?」なんて言われたこともあります。
もちろん、本気で目指したわけではありませんが。
あの頃のぼくは盤の前に座ると、夢中で考えていました。
将棋は、人生の縮図だった
将棋は、ただの勝ち負けの遊びではありません。
たった一手で、局面が一気に変わる世界。
今思えば、あれは人生そのものを凝縮したようなゲームでした。
そんな将棋の感覚から、最近ふと思いついたのが、
「将棋振り駒占い」という占いです。
「将棋振り駒占い」という発想
将棋には、8種類の駒があります。
王・飛・角・金・銀・桂・香・歩
この8枚を、サイコロのように振り、表になった駒だけを読む。
とてもシンプルな占いです。
それぞれの駒には、こんな意味を持たせます。
王=あなた自身、本心、人生の軸
飛=仕事、お金、行動、現実
角=運命、縁、見えない流れ
金=安定、守り、家族、常識
銀=感情、恋愛、迷い、本音
桂=変化、挑戦、チャンス
香=目標、執念、一直線の想い
歩=日常、努力、小さな積み重ね
組み合わせで読む、人生の局面
たとえば、こんなふうに、組み合わせで読む占いです。
飛・歩・金 が出たなら、
仕事や日常を派手に動かすより、
まずは足元を固めなさい、というメッセージ。
銀・桂・香 が出たなら、
感情が動き、チャンスが来ている。
目標に向かって、一気に踏み出すとき。
王と角 が出たなら、
自分の本質と運命の流れが問われる時。
無理に逆らわず、流れに乗ること。
もし、8枚すべて裏だったら、
今は動くな。盤面が、まだ見えていない。
逆に、全部が表なら——
人生の大転換期。大勝負のサインです。
今日の一手
この占いで、いちばん大切にしているのは、「当たるかどうか」ではありません。
最後に必ず、こう締めくくります。
「今日の一手は、何を指しますか?」
占いは、未来を当てるものではなく、次の一手を決めるためのもの。
ぼくは、そう考えています。
将棋の駒は、会社の人材そのもの
そして、「将棋の駒=会社」という組織の人材に置き換えると、
驚くほどリアルな構造が見えてきます。
- 王将(玉将)=社長
会社そのもの。
この人が倒れたら終わり。
前に出すぎても危険、守りすぎても停滞。
「どう守るか」が経営。 - 飛車=エース営業
数字を一気に動かす存在。
会社の成長エンジン。
前に出しすぎると真っ先に狙われて潰れる。
依存しすぎると組織が歪む。 - 角行=戦略・企画・分析
全体を斜めに貫いて見る視点。
直接お金は生まないが、勝ち筋を描く頭脳。
マーケ、企画、右腕参謀。 - 金将=総務・経理・法務
守りの要。
ルールと秩序、安定運営。
派手さはないが、ここが弱い会社は必ず崩れる。
会社の土台。 - 銀将=クリエイター
攻めに強く、守りに弱い。
デザイナー、職人。
感性と突破力はあるが、感情的で不安定になりやすい。
扱い方が経営の腕の見せ所。 - 桂馬=改革担当・若手の星
ベンチャー気質の挑戦者。
跳ねる動き=非常識。
ハマれば化けるが、ミスると何もできない。
未来枠の人材。 - 香車=一芸特化の専門職
一直線。
職人気質、技術屋、研究者。
ハマる場所では最強だが、環境が合わないと機能しない。
配置がすべて。 - 歩兵=新人・現場スタッフ
数で支える現場。
一人ひとりは小さいが、いないと会社は回らない。
将来の金・主力に育つ。
人材育成そのもの。 - 成り駒=幹部候補
新人が化ける瞬間。
現場上がりのマネージャー。
叩き上げのエース。
組織が伸びるときの象徴。
すべては、役割と距離感
強い会社とは、飛車や角が目立つ組織ではなく、
すべての駒が役割通りに機能しているのです。
・歩ばかりで飛車がいない → 伸びない
・飛車だけ強くて金が弱い → 崩れる
・桂馬だらけ → カオス
・王が前に出る → ブラック化
まさに「役割と距離感」の世界です。
会社経営とは、人という駒をどう配置し、どう守り、どう活かすか。
まさに、将棋そのものだとぼくは思っています。
あの時の将棋盤が、今につながっている
小学生の頃、将棋クラブの部長として夢中で盤をにらんでいた、あの時間。
そこで身についた、
「考えること」
「一手の重み」
「勝った後の謙虚さ」
「負けることの大切さ」
それが今、こうして占いという仕事をしているぼくの中に、生きている。
そんな気がするのです。
さて、人生という一局。
あなたは、今日、どの駒を動かしますか?


