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占い師にかぎらずふつうに生きていても、理不尽な非難をされたり陰口を言われることがあります。そんなとき「違うっ!」って間違いを訂正したくなります。しかし、相手の言葉に反論してしまうと余計にイライラが増えるもの。ですから、「考え方を改めさせよう」とか、「やり返そう」とはしない。つまり「気にしない」というスタンスを貫く、この信念が必要です。
悪口ばかり言う人からは、上質な人が去っていくものです。集まるのは、烏合の衆。規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけ。秩序のない人々の集まりなので、まったく恐れる必要ありません。そもそも人は、なぜ陰口を言うのでしょうか?陰口を言う人の心の問題点を考えてみましょう。
「ねたみ」の感情が大きく関係しています。自分にないものを持つ者への劣等感を払拭するために、他人を攻撃すると考えられます。陰口を言う人の心にはそういった深い闇があるのです。言われのない中傷を受けたら…「あの人は、悪口を言うことで心のバランスを取っているんだ」と考えて、許してあげるしかないのです。
陰口を言う人は必ずいます。ですから《価値観の違い》を知ることです。人の価値観は千差万別で、それを変えることは不可能です。理不尽な批判や陰口をうけて、「相手が謝罪しない限り問題は解決しない」と考えているのであれば、いつまでも嫌な気持ちが消えません。「そういう人もいる」と捉え、「あの人はそういう人なんだ」と思うことが楽なのです。そういう人のことは考えないで、話題に触れないことです。
苛立つ感情なんて時間の経過で減少します。しかし、現代人にはSNSがありますからね。これは厄介で嫌なことを何度も思い起こす機会に晒されます。それらを見るたびに、悪く言われた時の感情が鮮明になっちゃう。それを避けるために、とても有益な方法があります。
『商売』をするのです。『ビジネス』に取り組むのです。商売=ビジネスをするには、冷静さと情熱が必要です。マイナス面に目を向ける癖、それを修正することに没頭できます。結果的に、評価してくれる人が現れます。自分で自分の存在を認めて軸をしっかり持つと、他人の言葉に一喜一憂しなくなり自分の真の姿が見いだせます。そのためには、やらされた仕事とか与えられた仕事ではなくて、自発的に仕事をするのです。だからぼくは、「副業をするといいよ」「フリーランスになろう」と提唱しているのです。
自営業をやると、仕事や作業が増えて考えることが多くて周りの雑音が気にならなくなるからです。