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日本における四柱推命の流派乱立理由

オンラインサロン開催報告

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受講期間が過ぎましたら月額1980円で継続できます。
星読みTakaの占い交流サロン
好きなタイミングで入会でき、いつでも退会できますし、気軽に再入会が可能です。
過去の動画アーカイブもすべて視聴できます。

日本における四柱推命はなぜ流派が大量発生したのか

オンラインサロンでは、参加者の質問にすべてお答えしております。
その前に、おひとりだけ四柱推命と紫微斗数で公開鑑定を披露しています。

四柱推命と紫微斗数は古代中国が発祥です。
紀元前の殷の時代に干支の形跡が残っており、その後鄒衍(すうえん)や劉向(りゅうきょう)が『五行理論』を発展させました
さらに、数世紀を経て徐子平(じょ・しへい)という占術家が『淵海子平(えんかいしへい)』で四柱推命の基礎を築き、四柱推命の基礎を作ったのです。

また、明・清時代著述されたに『滴天髄(てきてんずい)』や『窮通宝鑑(きゅうつうほうかん)』が登場し、推命の本質が完成したとされています。

本場では、四柱推命とは呼ばず
子平八字(しへい・はちじ)
八字推命(はちじ・すいめい)
などと称されています。

四柱推命が日本に入ってからの変遷

日本に四柱推命が入ってきたのは江戸時代中期でした。
長崎の医師・桜田虎門(さくらだこもん)が『推命書』を出版したのが先駆け。
彼はオランダ船で運ばれてきた子平八字を翻訳しましたが、誤訳が多かったようです。

その後、長崎に住んでいた松本義亮が『淵海子平』と『星平会海』を独学で習得し、日本で「四柱推命」と命名。
そう、四柱推命って日本人の命名だったのです。

さらに京都の阿部泰山氏と東京の高木乗氏が独自解釈で研究し、普及に努めました。

泰山流の広がりと理論の変化

日本における四柱推命は、流派が大量発生しています。

もっとも普及しているのは泰山流(たいざんりゅう)です。
阿部泰山の弟子が師の跡を継いでいる勢力です。

明治時代、中国の古書に広く目を通された泰山先生は、
四柱推命を皮切りに、
六壬神課(りくじん・しんか)、
紫微斗数(しび・とすう)を学び
日本に帰られました。

関西で四柱推命と言えば泰山流がほとんどです。

泰山先生は多くの弟子を育て、占術を教えていましたが、
何度も台湾に通って研究を続けて進化していきましたので、時期によって理論が違います。
そのため、理論は【初期】【中期】【後期】と変遷があります。

じつは、泰山先生が亡くなられる直前の逸話に、本質的な言葉があります。
「最初に滴天髄(てきてんずい)から読むべきであった」
泰山先生は最晩年にして、ようやく推命の真髄を見たのです。

もちろん、晩年の理論こそが最高の的中率を誇ります。
しかし弟子のほとんどが中期の泰山流で学びを終え、さらに自己理論を作り出しました。
現在の四柱推命の9割以上が、これらの派生ですから、もうめちゃくちゃなわけです。
ゆえに、日本の四柱推命は
当たるはずなのに当たらない…
という謎の現象が生まれています。

誤解と混乱、そして本物へ

そんな四柱推命ですが、暦の解釈や五行の変化要素の誤認などにより、混乱が深まっています。これには起こる気力も奪われるほどです。
そのため、ぼくは本物の四柱推命に触れてもらうため、システムを開発しました。
https://hoshiyomi.systems/
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