先日、作家の石井貴士さんにお誘いいただき、お茶の水にある日販本社で開催された出版イベントに参加してきました。
石井さんとはYouTubeでも対談をしている仲。改めて石井さんの紹介をします。
石井 貴士(いしい たかし)
「ココロ・シンデレラ」代表。愛知県名古屋市生まれ
累計90冊以上出版。
2009年『本当に頭がよくなる1分間勉強法』が54万部を突破し、年間ベストセラー1位を獲得。
セミナーなどを開催し1冊を1分で読めるようになる1分間勉強法や、占い方法などを伝授している
占い師としての名義は「アルフォンス石井」
石井貴士サイト 人生は変えられる
https://www.kokorocinderella.com/
今回の会場は出版社・著者・ライター・編集者・営業マンなど、業界の最前線にいる方々が約120名。
会場に入った瞬間から、空気そのものが熱い!
紙からウェブ、そしてAIへ —— 加速する出版の変化
まず、日販本社という場所に足を運ぶだけでも、出版の「中心地」に触れるような独特の緊張感。
集まった人たちの目つきは真剣そのもの。
“これから売れる本を作る”
そんな気迫が、場全体に漂っていました。
今回のテーマは、「オンライン記事を活用した書籍プロモーション」について。
出版の流れは、紙からウェブへ、そしてAIの時代へと確実にシフトしています。
読者心理と導線設計まで踏み込むプロの視点
しかし、そこで語られた内容は単なるテクニックではありません。
読者の心理構造。
情報が広がる導線の設計。
文章の「読まれ方」と「届き方」。
約2時間のセミナーは学びの密度が濃く、
「なるほど、いま出版界はここまで進んでいるのか」
と、正直驚きました。
ぼく自身も出版企画を立てつづけに進めていますが、まだまだ改善の余地があると感じました。
セミナー後の名刺交換会で広がるご縁
セミナー後は、自然発生的に名刺交換会へ。
すでに場が温まっていたこともあり、立ち話に次ぐ立ち話。
名刺はみるみる減り、気づけば30人以上の編集者や著者と話していました。
占い師であり経営者としての歩みへの興味
そこで印象深かったのが、ぼくの経歴に対する反応。
原宿で自社ビルを持ち、占い師として30年以上活動し、
これまで2000人以上の生徒を育て、全国に18店舗の占い館を展開し、
カフェを運営し、毎朝メルマガを書き、YouTubeも更新し、弟子を育てている――。
占い業界では普通に語ってきた話でも、出版界では “異色の経歴” と映るようです。
とくに自社ビルの話になると、
「本当に自社ビルなんですか?」
と何度も確認されるほどでした。
この反応は、ぼく自身にとってとても新鮮でした。
占い師という肩書を超えて、一人の経営者として歩んできた時間に興味を持ってもらえる――
普段は占いの世界に身を置いているので、こうした反応はむしろ新鮮でした。
出版のプロと直接話して気づいた新しい可能性
そして何より、出版のプロたちと直接向き合い、その場で企画の可能性を感じてもらえるという体験は、
これからの活動に確実に追い風をくれるだろうと実感しました。
石井さんのご縁で、このような場に招いていただけたことは、本当に大きな意味がありました。
人との縁が未来の企画を開いていく
出版という世界は、一人では到底開いていけません。
けれど、人とのご縁がつながることで、道が一気に広がる瞬間がある。
まさに、そんな一日でした。
いま進行中の本も、これから立ち上がる企画も、
今日のこの出会いが確かな推進力になる――
そんな確信めいたものが静かに胸の奥に残りました。
改めて、石井さんありがとうございました。
中島多加仁・一文字村雨 共著
『逆引き紫微斗数』 、好評発売中。
(ほしよみbooks刊)
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