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宇宙のカレンダーだと、明日は大晦日にあたる

明日は3月19日。
一見すると、ただの春の日に見えるかもしれません。
しかし暦の世界では、とても象徴的な位置にある日です。
なぜなら明日は、春分の日の前日だからです。

春分から始まる「占星術の一年」

占星術では、春分から太陽が牡羊座に入ります。
そもそも牡羊座は、黄道十二宮の第一座。
つまり12星座のスタート地点です。
ここから占星術の一年が始まります。
太陽が牡羊座に入る瞬間を、古来「世界の始まり」と見てきた文化も少なくありません。
なぜならこの頃、冬は完全に終わり、大地は目覚め、生命が一斉に動き出すから。
芽吹き、繁殖、出発…すべてがここから始まる。
だから「春分=始まり」と考えられてきました。

では、その前日は?

では、その前日は何でしょうか。
答えは簡単。
終わりです。
つまり明日の3月19日は魚座の最終日。
牡羊座が誕生なら、魚座は完成であり、12星座の最後の場所。
牡羊座がスタートなら、魚座は締めくくり。
つまり明日は、宇宙のカレンダーで言えば「大晦日」のような日なのです。

暦は自然に従っている

ここで少し面白い話をしましょう。
昔の日本は旧暦、いわゆる太陰太陽暦を使っていました。
この暦は、月の満ち欠けで日付を決め、
太陽の動きで季節を決めるという、二重構造の暦でした。
では春分はどうやって決めていたのかというと、カレンダー…ではなく、陽です。
春分とは、太陽が天の赤道を横切る瞬間。
昼と夜の長さがほぼ同じになる、その瞬間
です。
この天文学的な出来事をもって春分と決めていました。
つまり春分とは、日付ではなく「太陽の位置」なのです。

江戸時代には、幕府に天文を司る役職がありました。
星や太陽の動きを観測し、緻密に計算し、その結果をもとに暦を作っていたのです。
全国に配られた暦を見て人々は、「今年の春分はこの日か」と知るるわけです。
つまり昔の人は、カレンダーで季節を知ったのではなく、太陽の動きで季節を感じていたのです。

暦の本質とは何か

現在のカレンダーでは、春分はだいたい3月20日または21日になります。
しかし、毎年同じ日と決まっているわけではありません。
本来の春分とは、太陽が春分点を通る瞬間。
地球の公転は365日ぴったりではないため、
閏(うるう)年を取り入れて微調整しながら、ズレを修正しています。
それが今の暦の仕組みです。
つまり、暦が自然を決めるのではありません。
自然に合わせて暦が調整されている。
これが、暦というものの本質です。

魚座が持つ「終わり」の意味

魚座は、【終わり・浄化・解放・祈り】そんな意味を持つ星座です。
すべてを包み込み、すべてを溶かし、次の始まりのために世界をリセットする。
それが魚座の役割です。
だから魚座の最後の日には、どこか不思議な静けさが流れます。
急に眠くなったり、過去を思い出したり、なぜか気持ちが整理されたりする。
それは、次の一年に向けて心が自然に棚卸しをしているのかもしれません。

新しい一年の前に

明後日は春分です。
宇宙のカレンダーでは、新しい一年の始まりです。
だから明日は、少しだけ静かに考えてみる時間を作ってみてください。

この一年、何を終わらせるのか。
何を手放すのか。
何を整理するのか。
そして、これから何を始めるのか。

冬は終わり、太陽は新しい場所へ進みます。
春は、もうすぐそこまで来ています。


星読み師taka(中島多加仁)


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