一昨日、販売が開始された『ようこそ紫微斗数の世界へ』ですが、さっそく大きな反響が寄せられました。14年前の2009年に発売された【紫微斗数占い入門】の完全改訂版です。14主星を封神演義で覚えることでとても印象的に入ってきます。
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さまざまな占いがある中で、ぼくは紫微斗数(しび・とすう)をメインに鑑定しています。それには理由があるのです。もちろん紫微斗数のほかにも優れた占術はあります。たとえば四柱推命、あるいは西洋占星術。このふたつは、紫微斗数にはないおおきなメリットがあります。
大学生のとき、家にあった数秘術の本を読んで西洋占星術の存在を知りました。修行時代に初めての師匠から、四柱推命の有用性を学びました。それから12年を経て、紫微斗数と出会いました。それが、35歳でした。今年53歳になったので17年も前になりますね。
四柱推命と紫微斗数…これらはもともと西洋占星術から派生した占術です。西洋占は地球を中心として太陽と月、火星・水星・木星など実際の惑星の位置を使って占います。ひじょうに多くの要素を考慮し答えを導きださねばなりません。途方もなく膨大な情報なので、回答があいまいになりがちです。なので西洋占は、複雑な人間のメンタリティに深く追求する心理面を得意としています。それを嫌った中華の民は、四柱推命と紫微斗数を編み出しました。それが1000年前の出来事です。
太陽の動きと季節から四柱推命が開発されて、月の満ち欠けと木星の位置から紫微斗数が作られました。ともに優れた占術けれど、その仕組みはまったく異なります。どちらが優れているかではなくお互い目的が違うんです。四柱推命の目的は、人間の本質から癖を見抜く、つまり欠点に注目する占術です。ウィークポイントを見つけて不幸要素を取り除く、これが四柱推命の醍醐味です。
それに比べて紫微斗数は、長所に着目する占術です。その人の伸びしろ、可能性をどうやって引き出せばいいか、つまり隠れた長所を探して開運させる、これが紫微斗数の真骨頂です。太陽から生まれた四柱推命。月を元に生まれた紫微斗数。前者は男性的で、後者は女性的です。厳しく指摘することで目を覚まさせようとする四柱推命。優しく包み込んでなんとなく癒そうとする紫微斗数。あなたは、どちらが好きですか?
四柱推命は、運勢の悪さを断じる占いですから、とても残酷な結果が出ます。そういう意味で、「ここにいない他人を鑑定する」のであれば四柱推命ですが、「目の前の人を鑑定する」のならば紫微斗数ですね。つまり、鑑定結果を伝えやすいのが紫微斗数の特徴なのです。
だからぼくは17年前、紫微斗数をメインにしたことで予想以上の反響を得ました。数えきれない人に紫微斗数を伝授してきました。その特徴として紫微斗数は、風水的な要素が強いので、運を良くするために使えます。
さて、今月の9日(日曜日)に紫微斗数ZOOMセミナーを開きます。
『相性診断とちょっとマニアックな飛星術あれこれ』
https://harajuku-uranai.com/shibitosu_hisei_2307/
飛星を使った相性診断と書籍には載せられなかった誰も知らない手法を伝授します。時間は14時から90分ほどですが、質疑応答が長引けば延長します。参加者には記録動画を1週間視聴できるURLを発行しますので、当日参加できなくても安心です。