自立したい!
稼げるようになりたい!
お金で苦労したくない!
そう思って、みんな努力するんですよね。ひとは悩む生き物です。ぼくも20代の頃は、よく悩んだりしました。しかし悩んでもしかたがないので難しく考えないようにしたのです。悩んでいるときって、思考がからまっている状態。そういうときにはハサミを使うといいです。実際、複雑に絡まった紐を切るのです。
ボタンの付け替え、ってしたことありますか?大好きなシャツやジャケットのボタンの糸を付け替えてみる。その際、わりとパキッとした色の糸を選ぶと良いでしょう。複雑に絡み合う問題を、自らの思考力で解決することができるようになります。
先日、メルマガで「投資をすると成長する」というお話をしています。投資をするというのは、痛みやリスクを伴う行為です。リスクを伴うからこそそれを克服しようと考え、だんだん成長するわけです。痛みやリスクを避ける生き方もあるでしょう。もちろん避けて生きれば、それなりに快適な生活です。が、それでは成長は遠のいてしまう。
さらにいうと、傷つきやすくなったり、トラブルを怖れるような弱い人間にもあります。人は無意識のうちに《安定を求める》ようにできています。ここで言う《安定》とは「変化のない日常」であり、リスクや痛みのない日常です。
たとえば「貧乏は嫌だ」と思っている人がいます。しかし、彼らが貧乏から抜け出せないのは、《貧乏でもしょうがない》と、感じているからなのです。貧乏なことよりも「現状が変わることの方が苦痛」だと思っている、とも言い換えられます。
そのように苦痛を避けて生きても、なにかしらの形で、かならず苦痛は襲いかかります。「それなら、いっそのこと苦痛を楽しんでしまおう!」というのが、成功者たちの考え方。
「うまくいかない」
「不満がある」
それは、裏を返せば「改善の余地がある」ということです。《のびしろ》が残されているということです。「お金が欲しい!」と思っている人に、お金はやってきません。お金が欲しいと思うんじゃなくどうやったらお金が入ってくるか、これを考えるのです。新しいことを挑戦するより、今までやって来たことで、やり方をどんどん変えるんです。
ターゲットを見直したり価格帯を変えてみたりします。ジャンルは変えないで、方針を組み立て直すことです。