ほしよみ堂では毎年恒例の福を呼ぶ占い福袋をご紹介しております。今年は、原宿・鎌倉・浅草・京都の豪華占い師陣が参加する謹賀新年の大イベントです。対面とZOOMのコンビネーションも可能です。
https://uranai-gakuin.stores.jp/items/655ee90eddb42203cb9d914f
さて、今月1月28日、陰陽師カードセミナーが開催されます。開催は原宿ほしよみ堂で、14時から2時間となっています。タロット以外でもうひとつカード占いを増やしたい、そんなあなたにおすすめの講座です。
https://harajuku-uranai.com/onmyoji_card_runon_01-28/
人生につまずいたとき占いをヒントにする人、この数年で増加しております。性格だけでなく過去や未来を言い当てる占い師…さて、占いが当たるのにはどんなカラクリがあるのでしょう。どうして初対面の相手のことを知ることができるのか?
たとえば、タロット鑑定ですと、出てくる絵柄は人それぞれです。出た絵柄をどう解釈するかは、占い師のイマジネーションが重要。あたりまえですが占いは完璧ではありません。もちろんはずれることもあります。占いで当てるには、五感をフル回転する必要があるのでストレスや悩みがあったり集中力がない時などは、五感を邪魔してしまうのです。
初心者がタロットを引いて結果をはずしてしまうは、単純にカードの解説書を読んでしまっているからです。例えば『塔』のカードが出たからすべてが崩壊すると解釈するのは早とちりなんですね。カードの意味をそのまま伝えても、それが当たっているとは限りません。ただし、間違っていたとしても声に出してみることが大切です。ちょっとピントのずれた答えを、あえて出してもいいのです。相手がその言葉に合わせて解釈する場合もあるからです。
はずしてしまうのは、占い師の解釈の違いによります。なぜならば、相談者の悩みには、二段階の欲求があるからです。仕事も好きだから、続けたい。でも、結婚して幸せになりたい。まぁ人間って欲張りなんですが、ようは占いでは本質的な欲求がバッチリ出る。ただし、それは「答え」ではなくて、「欲求」だったりします。
紫微斗数(しび・とすう)の場合、その人の感情や心理面の欲求とかそこから生まれた才能や人間関係の組み合わせなどが面白いように判断できます。
四柱推命の場合、その人の持って生まれた気質、エネルギーバランスからくる行動、それらがズバリ的中します。
タロットでは、 その時の状況に対する思い、願い、苦しみ…といった短期的な感情の動きが分かります。
周易(しゅうえき)では、その人の現在の課題に対する、哲学的なアドバイスが明確になります。
つまり占いでわかること、それは、そのひとの思考と行動であって、結果ではないと言うことです。なんの考慮もなしに、ただやみくもに《結果を当てよう》とする占いは価値がないのです。《結果》とは、本人の意思が基本となり、行動と環境とタイミングによってもたらされるものなのです。
ただし、別格の占いで断易や六壬(りくじん)があります。この両者は、裁判のなりゆき、協力者の力量、対立している相手との勝敗などが、明確に出ます。しかし「結果だけ知りたい」という相談者はそんなにいるものではありません。ですから、よほどの有名な占い師でないかぎり断易や六壬での相談依頼はないです。
30年やってきたぼくですら断易や六壬での相談依頼は毎月数える程度ですから。ぼくは鑑定だけでなく占い師を育成していますが、占い師に仕事の場を提供するのも重要な活動の一環です。ほしよみ堂での対面鑑定をはじめ、電話占い、メール占い、そしてチャット占いなどなど。占い師は勉強したけれど活躍の場がない、そういう方々の相談に具体的かつ親身に乗っています。