オンラインで学べる動画講座ページができました

手相占いで当てるためには、実践を繰り返す必要があります

 来月3月10日の日曜日、ルーカスさんの手相教室があります。時間は13時から15時まで。手相の勉強って、本やテキストのイラストで覚えても実践ではなかなか使えません。じつは手相の線というのはイラストで学んだだけでは見極めが難しいという落とし穴があるのです。講師は、原宿の開運貴公子ことルーカス伽豆海先生。

先月開催したところ告知から3日で募集人数を超える申し込みがありました。場所は原宿ほしよみ堂で対面参加のみとなります。定員が10名のみで、すでに申し込みが4名ほど。いつも、あっというまに埋まる大人気の講座ですが、今回はややスロースタート気味。なので、メルマガでも手相の魅力を書いてみましょう。

あわせて読みたい
【再受講は特別割引!】対面鑑定で使える『とにかくわかりやすい実践手相セミナー』 対面鑑定で使える!『とにかくわかりやすい実践手相セミナー』手相に興味はあっても使えてきていなかった方、このセミナーをきっかけに鑑定で手相を使えるようになりま...

 手相の鑑定ができると道具や場所を用意していなくても初対面の人をすぐに占えます。そのあとの本格鑑定へ導入する、つまり占い師にとっての営業ツールなのです。手相というと東洋の知恵だと思うかもしれませんが、じつは一般的に有名なのが西洋の手相です。西洋手相は「惑星」を、掌に投影したもので、起源がインドです。

それに対して東洋手相は、掌に「八卦(はっか)」を投影させています。八卦とは「易(えき)」という、中国の占いに使われるシステム。実際の天体とは関係のない、哲学的な分類法です。風水や気学、紫微斗数にもその理論は取り入れられています。そして実際、よく当たります。しかし、これを手相に当てはめるとなぜか当たらないわけです。

 中国には「三才」という考え方がありましてですね。「天・地・人」といったほうが分かりやすいでしょうか。東洋手相では、
「感情線」のことを『天紋』
「頭脳線」のことを『人紋』
「生命線」のことを『地紋』
と呼んでいます。 なんだか、いまいちピンときませんよね…笑

 そして、各指には惑星ではなく『五行』を当てはめます。中国哲学に基づくので、身分・貧富・健康などを見る占いなんです。しかし、現代人が占いに求めるのは、恋愛・結婚・適職・運気です。身分を知りたい人なんて、めったにいません。また東洋手相に関する書籍は少なく、占例もあまりありません。ですから勉強しようと思ったら、古書を調べて占例を集め、研究から始めなければなりません。習得するまでに年数がかかりすぎます。

 東洋手相はマニアックで男性的。たしかに魅力的な部分もあります。いっぽう西洋手相術はロマンチックです。多くの人が研究しているので豊富なデータもあります。占星術との関連が強いため、ストーリー性に溢れています。手相はメディアでも注目されています。

 手相だけでなく全般にいえることですが、占いをマスターするには、理論と実践のバランスが大切。理論だけを突き詰めて研究しても、当たらなかったりします。かといって裏付けが足りないといまいち説得力に欠けます。タロットや易などの占いは、どちらかというと実践重視です。ある意味、インスピレーションです。占星術になると、理論重視ですね。緻密な計算と見落としなく探ることが、的中率をあげるコツ。

 そして、手相は…だんぜん感覚重視です。もちろん理論はあるんですが、数時間もあれば、おおよそはマスターできる量。当てるためには、実践を繰り返す必要があります。100人の手相を見ていると、ある「感覚」をつかみます。その感覚こそが、手相の真髄なのです。