GW後半の5月3日(祝金)、『はじめての周易入門セミナー』が、開催されます。講師は瓔珞ルノンさん。まったくの初心者を対象とし、基礎知識をわかりやすく教えてくれます。コインやサイコロを用いて実践方法までを90分に凝縮してお伝えします。四柱推命や紫微斗数でも必要となる陰陽の知識も学べます。場所は原宿ほしよみ堂で定員10名となっております。おそらく残席2名ですのでお早めにお申し込みください。
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ストレスとか誤解ってなかなか無くならないですよね。なぜなら、誤解してしまう人や猜疑心の強い人たちが世間には一定数いるからです。ぼくは、昔から「ストレスや誤解のない自然な人間関係を築きたい」と思っています。良い関係を続けるためには、相手のことを先に考えるようにするのです。
そもそも、好き嫌いや考え方なんて人によって千差万別。たとえ似た考えを持っていても、まったく同じ志向の人はいません。性格のタイプをパターン化してタイプ別にマニュアル化させて接するそんな試みもあります。けれど、そんな器用なことができるのなら、はじめから人間関係に悩まない。他人はそもそも、自分とは違った考えを持つ存在と、念頭におくのです。
相手を理解するためには、それなりの姿勢が必要になります。もちろん、雰囲気や持ち物、言葉の使い方から人の好みを察することもできます。でもぼくが提案したいのは、そんなに難しいことじゃない。
「相手に質問をする」
これを意識して生きるのです。
洞察力がないなら、直接相手に聞いけばいい。ただし、相手にとって感じのよい質問の方法であることというのが原則です。そうして、はじめて相手が好むことや嫌いなことを認知できるわけです。そこでようやく、自分の意見を伝える下地が整うわけです。
さて、ここまでの一連の行動は『相手』が主体になっています。『自分』がどう見られるかを気にする余地がないわけです。しかるべきステップを踏めば、誰にでも相手の気持ちを察することができるんです。あくまで、察しようとする姿勢が重要なのです。相手にフォーカスし、ニーズや志向性を把握するのは、能力やセンスだけじゃありません。『相手の本音を知りたい』という気持ちがあって、はじめておのずと「いい感じ」の印象を与える素地が生まれるのです。
とてもシンプルですよね。つまり『感じのいい人』とは、人間関係を難しく考えない人なのです。お互い気が合うと判断すれば、長いお付き合いになっていく。あまり合わないと判断すれば気持ちよく別れる。好感を持てる人間関係を大切にし誰からでも好かれようとしない。だから、ストレスもないし不自然さも感じない。
そもそも人は本来、他人のことにそれほど関心を持っていません。乱暴な言い方ですが、すべての人間がみんな自分のことにしか興味がない。なので、興味を示してくれる人にはほぼ好感を持つのです。自分ではなく相手にフォーカスする。そうすることで、『感じのいいひとだなぁ』と自然に思ってもらえるんです。いい人と思われたい気持ちを捨てるだけでいいんです。そして相手に関心を持つ。すると、より豊かな人間関係になる。こういう方程式です。