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陰陽師と式神
陰陽師とは、「おんようじ」とも「おんみょうじ」とも呼ばれます。平安中期に活躍した 式神(しきがみ)を使い、あらゆる事件を未然に知ったと伝えられる魔術師のような存在です。
式神とは、陰陽師の命令に従って、変幻自在に不思議な技をなす精霊のことです。
平安時代に生まれた陰陽師
4百年にわたる平安時代は、貴族文化が開花した華やかな時代でした。しかしその半面、奈良時代の政治戦争で破れた人々が怨霊となって襲い、鬼や「物怪(もののけ)」 が暗躍する闇の時代だとも言われています。
このような怨霊や鬼から守るために造営した防衛都市が、平安京でした。そして、その防衛役を担ったのが陰陽師だったわけです。陰陽道は古代の中国哲学である陰陽(いんよう)・五行(ごぎょう)と天文暦とを結合させて日本で成立しました。陰陽寮に所属する陰陽師は、占術と呪術の達人だったのです。
陰陽師カードとは
陰陽論とは
占いの根底には「陽極まりて陰に転じる」という思想があります。それは《陰陽論》です。発展や幸運を得るためには「与えることで与えられる」という理念があります。いくら運勢が強くても、利己的な姿勢を続けていると、いつか衰退します。幸運をもたらす力は、いずれ去って行くでしょう。これが、本来の占いが持つメッセージなのです。
この世のすべては、五つの要素「五行」で成り立つと考えるのが、古代中国の哲学です。のちに、五つの要素は「陰陽論」と結びつき「陰陽五行論」に進化しました。陰と陽は、単純にいうと「マイナス」と「プラス」です。五行は、木・火・土・金・水という五つの要素で、それぞれが「陽」と「陰」に分かれるわけです。
物事には二面性があります。その一面だけ捉えて欠点と思うのではなく、捉え方を変えるという思考法を学ぶのです。すると、欠点を利点として見直すことができます。
占いの研究には二つあります。それは座学(陰)と実践学(陽)です。この座学と実践を重ねることで、占いの概念から真理が分かります。ある占いで悪い結果が出ても、別の占法で占うと良い結果が出たりします。重要なのは、「どんな欠点でも、捉え方によっては役に立てる」ということです。どんな悩みにも、かならず解決法があります。発想の転換によって、欠点がコンプレックスにならなければ、その欠点は乗り越えたことになるのです。
陰陽師カードは36枚
【式神】12枚
これは十二支に由来しており、「小さな出来事」を意味します。カードには吉凶の区別がありますが、それほど大きな意味を持ちません。正位置の場合は、わりと吉凶を見ますが、時期的に長く続きません。基本的に、この式神カードばかりが出たら、「さほど重要ではない案件」だと判断します。逆位置の場合は、吉も凶も現れません。ただ「今は時期じゃない」「根本的に勘違いしている」「マンネリ気味」と判断します。
【人物】10枚
「とある人物の関わり」を示唆しています。このカードが出たら、周囲にいる誰かがキーマンになることを指します。恋愛にしてもビジネスにしても、今すでに知り合っている誰かが鍵を握っています。
【守護神】5枚
【守護神】は5枚あり、「偉大なる神秘の力」を意味します。5枚中2枚が正位置で出ると、「おおむね願いは通る」と判断します。ただし、逆位置では「苦労を乗り越えて結果オーライ」と考えます。恋愛占いですと、新たな出会いを意味します。逆位置の場合「過去を忘れられれば、新しい展開が生まれる」と読みます。
【北斗七星】7枚
これは「天の計らい事」を意味します。北斗七星はおおぐま座の一部で、古くから信仰の対象となっています。戊辰戦争で庄内藩が掲げた逆さの北斗七星は「破軍星旗」と言い、「破軍星を背にして戦うと勝利する」という中国の故事に由来します。正位置は勝利のカードですが、逆位置になると「敗北感を味わう」という意味になります。
【凶兆星】2枚
「不吉な出来事」を意味します。
【正位置】と【逆位置】
陰陽師カードには、それぞれ陰属性と陽属性がありますが、すべてのカードに陰と陽のメッセージがあります。それは【正位置】と【逆位置】です。【正位置】が陽で、【逆位置】が陰になります。
これは善悪でもないですし、吉凶でもありません。正位置は順調で、逆位置は試練とも読み取れます。順調だから良いのではなく、試練があってこそ人は成長するわけです。
何枚が引いたとき、正位置が多ければ「物事が順調に進む」「その考え方であっている」「自分を信じて素直に進もう」と考えます。そして、逆位置ばかりですと「今は時期ではない」「その考え方には穴がある」「自分の経験やスキルの浅さを見直そう」と受け取ればいいのです。
それぞれのカードに、起こるであろう事件や出来事に添えて、乗り越えるための対処法を記しておきました。ぜひ、ご活用ください。
陰陽師カードの占い方
占的をしぼる
占う事柄のことを「占的」と呼びます。「占的をしぼる」ことは、占いをするためにマスト(必須)です。何を占うのかを突き詰めて考えて、占う事柄の的をしぼるのです。
シャッフルの方法
カードをシャッフルするときは、まず占うテーマに集中します。両手を使って右回りに、円を描くように回転させながら混ぜます。
- カードを裏向きにして机の上に置きシャッフルします。カードの向きがバラバラになるようにシャッフルします。
- シャッフルしたあとは、まとめてよく切り、整えたカードの中から自分で決めた枚数を選んで、机の上に並べます。カードの並べ方はいくつかあって、「スプレッド」と呼びます。
スプレッド方法
いくつかのスプレッド(並べ方)があります。一般的なのは「ワンオラクル」と呼ばれる1 枚引きです。これは、おみくじのような占い方です。そして、相手と自分を表す2枚引き。相手の気持ちを探る3枚引きが、基本となります。
- 1枚引き… 占いたいことを頭に思い浮かべながら、カードを1枚引いてその絵柄を確認します。
- 2枚引き… 2枚引きは「イエス」か「ノー」かの判断で迷ったときに使います。ワンカードスプレッドを少し複雑にした方法です。
- 3枚引き… スリーカードも基本的には1枚引き、2枚引きと同じです。単純に3枚のカードを選び、左から並べていきます。カードは左から「質問の背景」「現在の状況とやるべきこと」「解決法や結果」などを表します。この方法は的中率も高いため、プロの占い師にも愛用されています。
- 五芒星(セーマン)… 東洋占術の基礎である五行(五つの要素)を並列的に図案化できる図形です。このマークは、東洋に限らず、世界中で魔術の記号とされ守護に用いていました。
- 九字遁甲(ドーマン)… このスプレッドは、相手の感情を探ったり、疑わしい事柄の深層を突き止めたりするのに適しています。おおよその問題点をつかんだ上で、さらに質問者の内面や時間軸にフォーカスすることで答えを見つけていきます。
- 二者択一法… 現在二つある選択肢で、どちらを選択すれば良いのか迷っている場合、ハッキリと結果が出せ、現在の取るべき方向性が見出せます。いわゆる、甲乙つけがたいときの選択法です。
- 四課三伝法… 陰陽師が使った「六壬神課(りくじんしんか)」という高度な占術があります。特徴は「自分と相手」「自分と物」といった二者関係において、その関係の吉凶象意、事態の帰結を細かく知るところにあります。六壬神課では、天地盤と四課三伝からこういった事柄を占っていきますが、非常に複雑です。陰陽師カードでは、六壬の四課三伝をそのままスプレッドとして採用してみました。
- 式盤占法… 西洋のタロットでは「ホロスコープ法」と言い、占星学のハウスの概念を取り入れた占い方です。総合的な運勢を占うのに便利です。シャッフルしたカードを上から順番にめくり、西洋占星術のハウスの概念とは違って、十二支として観ていきます。
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