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東洋の占いには、古(いにしえ)からの東洋哲学が宿っている

あなたは『東洋占術(とうようせんじゅつ)』
といったら何を思い浮かべますか?

東洋で生まれた占い、『東洋占術(とうようせんじゅつ)』

簡単に、東洋占(とうようせん)とも呼ばれていますね。

代表的なものは『四柱推命(しちゅうすいめい)』『紫微斗数(しびとすう)』
『九星気学』や、私が講座を担当する『易(えき)』などがこれにあたります。

これらすべての東洋占の基本となっているのが、
古代中国で生まれた“東洋哲学”。

これから東洋占を学びたいなという方は
この基本を知っていて損はないので、
今回は“東洋哲学”に少しだけ触れてみましょう。

古代中国で生まれた思想に、
『陰陽(いんよう)説』というものがあります。

『陰陽(いんよう)説』とは、
森羅万象すべてのものは、
陰(いん)と陽(よう)の2つに分けられるという考え方です。

たとえば
“昼と夜”、“男と女”、“動と静”、“光と影”など。

これを陰陽で表すと、

“昼”は陽(よう)、“夜”は陰(いん)
“男”は陽(よう)、“女”は陰(いん)
“動”は陽(よう)、“静”は陰(いん)
“光”は陽(よう)、“影”は陰(いん)

と、分けられるんですね。

このことをうまく表していているのは、
こちらの太陰太極図(たいいんたいきょくず)。

「このイラスト見たことがある!」
という方もいらっしゃるかもしれません。

この図の白い部分が『陽(よう)』
黒い部分が『陰(いん)』を表しています。

どちらか一方がなければもう一方も存在しないとする
『陰陽(いんよう)思想』を、
この太極図(たいきょくず)は表しているんですね。

東洋哲学では、人間の体の中にもこの陰陽があり、
陰陽のバランスがとれている状態が、“健康”。

陰陽どちらかに体のバランスが
傾きすぎた状態を“病気”としています。

たしかに、感情ひとつをとってみても
「ずーっと笑い続ける」とか、
「ずーっと泣き続ける」というのは、
なんだか不健康な感じがしますよね。

東洋哲学では、
全てバランスのとれた状態を“吉”としています。

そしてさらにもう一つ、
古代中国の自然哲学には
『五行(ごぎょう)説』というものもあります。

これは、万物は
『木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)』
の5種類の元素からなる、という考え方です。

木(もく)は、樹木がのびのびと成長する様子。
火(か)は、火が燃え盛る様子。
土(ど)は、土壌から芽が出る様子。
金(ごん)は、金属のように冷たくて硬い様子。
水(すい)は、泉から水が湧き出る様子。

を表しています。

この5元素には、
それぞれ相手を生み出す関係『相生(そうしょう)』や、
相手を打ち滅ぼしていく関係『相剋(そうこく)』
というもの。

つまり“相性”があって、循環して成り立っているんですね。

食べ物や、人間の臓器や感情なども
これら五行に分類できるので、
五行を学べば学ぶほど、
全てのものは繋がっているということがわかりますよ。

この『五行(ごきょう)説』に、
先ほどの『陰陽(いんよう)説』とを合わせて
『陰陽五行(いんようごぎょう)説』といいます。

ちなみに、陰陽五行は私たちの生活にも密接に関わっています。

大相撲の番付には『東』と『西』がありますね。

相撲の試合を見たことがある方なら
「ひがぁ〜しぃ〜」「にぃし〜」と
力士が紹介されているところを
耳にしたことがあるのではないでしょうか。

これは東は『太陽』つまり陽(よう)が昇る場所、
西は『月』、つまり陰(いん)が朔る場所を表し、

陰陽(いんよう)の思想が使われているんです。

他にも、一週間の“曜日”。
ここにも陰陽五行が使われています。

一週間を表す7つの曜日は、

陰陽を表す『太陽(日)』と『月』に、
五行の『木火土金水(もっかどごんすい)』を合わせたものなんですね。

このように私たちの生活の中に陰陽五行の思想はしっかりと根づいています。

探してみると、他にも面白い発見がありそうですね。

全ての東洋占術の基本となる“東洋哲学”。

これを知ると、東洋の占いがますます面白くなりますよ^ ^

椰奈空《ヤナク》